新英研分科会

2021年7月27日

(1) 分科会 ― 一覧


10:00 ~10:50

11:00 ~11:50

13:00 ~13:50
A
平和・自主教材
太田 昌宏(富山・中)
教科書の創造的な活用
~深い思考と論理的思考力の向上~
山口 良二(静岡・高)
卒業制作英語劇づくり
~「西から昇った太陽」~
菊地 恵子(埼玉・大)
気候危機など地球的課題に、
協同の学びで取り組もう!
B
小学校・入門期の英語
(変更後)
大城戸 玲子(山口・小)
伝え合おうインドネシアと日本
  ↑ 変更になりました。
(変更前)
高松 理英子(兵庫・小)
音と文字をつなぐークロスカリキュラムで考える小学校英語ー
北野 ゆき(大阪・小)
平和について考えよう
渡辺 香代子(埼玉・小)*
母語から“気付かせる” 英語の語順―「ことば」の視点から
C
文法・読み取り
佐々木 忠夫(宮城・高)
「記号づけ」で英語力も日本語力もつけたい!
小川 弘義(新潟・高)
発問で深める読みの指導
大坪 真梨子(長崎・中)
心を揺さぶり、思考を深める深い読み取りを目指して
D
音声・学力
沖浜 真治(東京・中高)
Readers Theater で内容理解を深める
重野 金美(大阪・高)
一人ひとりを大切にする英文法
~反転授業を取り入れて~
立石 斉(佐賀・高)
音声による自己表現のある授業づくり
E
自己表現
渡辺 千愛実(富山・小)
読み聞かせだってコミュニケーション!あなたに贈るFun Time !
市川 裕理(愛知・高専)
自分ごと化する動画作成
~エンジニアの卵×SDGs
伊藤 智子(東京・中)
「英語+ 得意なこと」でオーストラリアと交流
F
仲間と学ぶ
山﨑 寛山(新潟・中)
中学校で一人一台端末を使った協同学習に挑戦!
大西 里奈(大阪・高)
協同・探究・プロジェクト型授業で主体的な学びを実現
羽野 祐司(大分・中)
互いのつながりを大事にした授業づくり
G
遅れがちな
子どもと学ぶ
玉木 志乃(埼玉・中高)
学びからこぼれる生徒を一人でも減らすことを目指して
江森 享子(岡山・高)
カルタや絵本を使って過去形
を楽しく学ぼう
齋藤 理一郎(群馬・高)
「できない」のと「やらない」のは、ちがうのよ!
*リーフレットで「渡辺 香代子(北海道・小)」となっていますが、正しくは「渡辺 香代子(埼玉・小)」です。

(2) 分科会 ― 概要

A 平和・自主教材

 10:00 ~10:50「教科書の創造的な活用~深い思考と論理的思考力の向上~」
 太田 昌宏
(富山・中)

「対話文にセリフを付け加える活動」を通して、教材を深く読み、論理的思考の楽しさを味わう試みを紹介します。
中学1年の教科書といえば、語彙や文法の制限から、物足りない内容であることがあります。そこで、対話文にセリフを付け加えることで、より豊かな内容の対話文づくりを目指しました。この取り組みを通して、「生徒が対話文を深く読めるようになるのか!?」「論理的思考力が高まるのか!?」実践研究の成果をお伝えします。

 11:00 ~11:50「卒業制作英語劇づくり~『西から昇った太陽』~」     
 山口 良二
(静岡・高)

「大変だったことも凄く良い思い出です」「やり切った!」「共同作業をするのはとても楽しかった」等の生徒の感想が何より嬉しかった。
大学受験を前に、週一回足掛け3か月かけて取り組んだ卒業制作としての英語劇つくり。
生徒たちは脚本書きから始め、実際に演じることによって、核や平和の問題を自らの問題として考えた。自らの身体を使って、思いを伝え、皆で作り上げる演劇の語学学習における有効性も考えたい。

 13:00 ~13:50「気候危機など地球的課題に、協同の学びで取り組もう」   
 菊地 恵子(埼玉・大)

英語は苦手!という大学クラスで、協同学習を多用して、週一でも仲良く学び合うことで、学びを深めることを目指しました。2050年カーボンニュートラルに世界が取り組む今、英語情報や資料を使い、未来のエネルギーを考えます。太陽光 風力 水力 地熱などの再生可能エネルギーの発電方法、長所短所、世界と日本の現状などを、グループごとに担当。それを互いに教えあい話しあうことで、自分ごととして考えてもらいます。

B 小学校・入門期の英語

 10:00 ~10:50(変更後)「伝え合おうインドネシアと日本」
      大城戸 玲子(山口・小)
  ↑ 
変更になりました。
(変更前)
「音と文字をつなぐークロスカリキュラムで考える小学校英語ー」高松 理英子(兵庫・小)

(変更後の概要)日本語指導の必要な外国籍の同級生を尊重し、クラスみんなで、 その存在を温かく包んで取り組んだ授業から、子どもたちが学んだことは?異文化を超えて伝えあう体験授業を通して、英語だけじゃ ない外国語に出あうとともに、お互いが自然に関わり合えるようになった過程を報告します。

 11:00 ~11:50「平和について考えよう」                   
 北野 ゆき(大阪・小)

6年生では社会、国語、総合、音楽に図工に外国語活動と教科連携の平和学習を行っています。毎年修学旅行で行っていた平和インタビューが、昨年はコロナのためできなくなりました。そこで国内、海外の大学生とオンラインでつながり、平和について考え、交流しました。人とつながることで平和について深く考え、人とつながることで言語を学ぶ面白さや大切さに気づいていった子どもたちの様子を報告します。

 13:00 ~13:50「母語から"気付かせる"英語の語順―『ことばの視点から』    
 渡辺 香代子(埼玉・小)
*リーフレットで「渡辺 香代子(北海道・小)」となっていますが、正しくは「「渡辺 香代子(埼玉・小)」です。

教科となった外国語では、新たに動名詞や過去形が学習内容に加わり、語順といった文構造も学習します。小学校における「言語活動」のとらえ方に十分配慮しつつ、これらは“文法の用法や用法の指導に偏ることのないよう”指導することが求められます。小学校でこれらとどんな出会い方、ふれあい方をしていけばよいのでしょうか?児童の母語力、思考力・判断力・表現力を生かし、“気付かせる”英語の語順の指導実践を紹介します。

C 文法・読み取り

 10:00 ~10:50「『記号づけ』で英語力も日本語力もつけたい」              
 佐々木 忠夫(宮城・高)

初任の農業高校で板書をしていると、紙くずが飛んできました。しかし、記号づけで授業をしていると、それもなくなり課題をやるようになってきました。次の学校でも記号づけを続け、国公立大学へ入ったり、高校の英語教員になった生徒もいました。進学校では大学へ行った卒業生から「大学でもあのプリントがほしい」と言われました。
 記号づけは日本人英語学習者のために考案され、3つの記号で英文の構造を視覚化し、リズム読みで英語らしい音声とリスニング力をつけます。さらに構造読みで構造を明らかにし、文章を書く力もつけていきます。

 11:00 ~11:50「発問で深める読みの指導」                       
 小川 弘義(新潟・高)

やさしい教科書を使っている高校で、生徒の基礎力・言語能力を高めるとともに、内容について味わい、考え、そこから世界が広がっていくことを目指すとき、どのような指導が考えられるでしょうか。高校では学校間の学力差はあるものの、精神年齢は上がり、相応のfood for thought を必要としているように思います。教科書にあるQ&A以外に、読みを深める発問と指導を探究してみました。

 13:00 ~13:50「心を揺さぶり、思考を深める深い読み取りを目指して」          
 大坪 真梨子(長崎・中)

教科書の題材を通して、世界に目を向け、よりよい生き方や社会の在り方について考える授業を目指しています。思考を深める授業展開、アウトプット活動など準備に時間はかかりますが、トライ&エラーを繰り返していくことで、ただの内容理解では得られない、生徒の豊かな感性やこれまで知らなかった新たな一面を感じるようになりました。卒業前の3年生に実施した、New Horizon Let’s Read3 星野道夫さんの物語の実践を中心に報告します。

D 音声・学力

 10:00 ~10:50「Readers Theater で内容理解を深める」               
 沖浜 真治(東京・中高)

南山大学の浅野享三先生にサポートしていただきながら、授業でReaders Theatre方式での発表に取り組ませてみました。授業運営がなかなか大変なクラスでも、これには生徒も楽しそうに取り組んでいたのが印象的です。また演じようとすると、あらためて内容理解が必要になり、読解がすすむとも感じました。中学と高校両方の実際の授業での、指導手順と生徒の様子をご報告したいと思います。

 11:00 ~11:50「一人ひとりを大切にする英文法~反転授業を取り入れて~」        
 重野 金美(大阪・高)

多くの先生方が試行錯誤している『文法指導』。特に英語に苦手意識のある生徒の多い教室ではどうすればいいのか?今回はそのような教室で『反転授業』を取り入れ、どのように、ひとり一人の個性を活かす場面を設定し、どのように、『一人ひとりを大切にしていけるのか』について、参加者のみなさんと探求と探究をしていきます。

Ⅲ 13:00 ~13:50「音声による自己表現のある授業づくり」                
 立石 斉(佐賀・高)

生徒の実態を考えて、無理のない自己表現活動を取り入れながら、まずは教師が楽しいと思える授業づくりを心がけています。専門高校での模索です。教科書本文の音読に加えて、歌や早口言葉、ことわざなどを取り入れ、日本語と英語の違いを、特に音声や文化の側面から強調しています。1人1台のタブレットPCを用いた学期に1回程度の発表活動や、授業の様子をご紹介します。

E 自己表現

 10:00 ~10:50「読み聞かせだってコミュニケーション!あなたに贈るFun Time!」   
 渡辺 千愛実(富山・小)

「In the Autumn Forest」の読み聞かせを楽しんだ3年生の子供達。来年度から外国語活動の授業が始まる2年生にも、同じように英語の楽しさを味わってもらおうと、「動物たちのかくれんぼ」をテーマとしたオリジナル絵本の内容を考え、披露します。英語が分からない2年生にも、「楽しく分かりやすく読み聞かせするには?」と問いをもち、言語的要素・非言語的要素を組み合わせながら、表現の工夫を考えました。情報を伝えるだけの読み聞かせでも、双方向のコミュニケーションができる!発表領域の可能性を探ります!

 11:00 ~11:50「自分ごと化する動画作成~エンジニアの卵×SDGs」           
 市川 裕理
(愛知・高専)

現代社会の課題を未来のエンジニアとして、どのように解決するかをテーマに、グループで近未来的アイディアを出し、動画で表現する活動に取り組みました。事実(データ)から問題を見極め、意見(解決策)を話し合うプロセスにおいて深い理解が生まれ、動画作成で自分の言葉で表現することによって「自分ごと化」がなされる様子が見られました。教科書の発展学習であり、英語授業におけるICTを活用した実践例です。

 13:00 ~13:50「『英語+ 得意なこと』でオーストラリアと交流」             
 伊藤 智子
(東京・中)

「英語なんて大嫌いだし苦手だし、将来絶対使わないし、役に立たない」。固くそう信じていた中学生が、オーストラリアの小学生22名を受け入れる2泊3日を通して、自ら人の役に立とうとし、英語で生き生きと表現をするまでの、地味でつらくて楽しくて、最後は全員笑顔になった、2年間の学びのロードマップを克明に報告します。『生徒会+東京方式・英語少人数』の重層構造で、日英2か国語を駆使して、人を助け、笑わせる!

F 仲間と学ぶ

 10:00 ~10:50「中学校で一人一台端末を使った協同学習に挑戦!」           
 山﨑 寛山(新潟・中)

 GIGAスクール構想により全国の小中学校に1人1台PC端末が導入され,授業等での活用が本格的になりつつあります。また,新しい学習指導要領の元で今年度の授業がスタートしました。教科の学びを深め,学びの本質に迫る方法とは一体何か?今回は特に協同的な学びに活用できる方法を手探りで取り組んでいる内容を紹介するとともに,協同学習にICTをどう活かせるかを参加者の皆さんと議論したり,情報交換したりできればと思っています。

後ほど掲載します。

 11:00 ~11:50「協同・探究・プロジェクト型授業で主体的な学びを実現」         
 大西 里奈(大阪・高)

 高校の「英語表現Ⅱ」において、生徒同士が仲間と協同的に学ぶプロジェクト研究を実践しました。生徒は自分たちでテーマを決め、授業の進め方、評価の方法などにも建設的な意見を出すようになりました。その結果、自分たちが授業の主役となって、ICTを駆使しながら、主体的・協同的に学びに取り組むようになりました。アンケートの結果から、生徒の授業満足度の高まり、英語嫌いの克服,自己肯定感の向上が確認できました。

後ほど掲載します。

 13:00 ~13:50「互いのつながりを大事にした授業づくり」                
 羽野 祐司(大分・中)

様々な個性を持つ生徒から成る公立中学校で英語授業をする意味は?と考えたとき、言葉の学習をとおして互いを知り、よい関係をつくろうと努力することをとおして、人間性を育み、さらに外国語を使う力をつけること、と考えます。そのために、まず教師自身が自己開示しながら信頼関係の基盤をつくり、生徒にも、自己表現スピーチ、ペア音読、グループによる学習と発表など、日常的に互いがかかわる活動を大事にしたいと思っています。

G 遅れがちな子どもと学ぶ

 10:00 ~10:50「学びからこぼれる生徒を一人でも減らすことを目指して」        
 玉木 志乃(埼玉・中高)

協同学習を取り入れた経緯や成果を紹介し、英語は苦手・嫌いが8割近くいる高校1年生で「学びからこぼれる生徒を減らしたい」と考え行った実践です。1年生では、英文の構造を視覚化し理解すること、グループでの読み取りや作品作り、作品交流などに取り組み、学年末には、物語を読み解き、朗読発表をします。1年を終えて、協同で学ぶことの意義や英語を学ぶ楽しさについて語っている生徒たちの声も交えながら報告します。

 11:00 ~11:50「カルタや絵本を使って過去形を楽しく学ぼう」              
 江森 享子(岡山・高)

英語が嫌いで苦手な生徒でも何とか取り組め、好きで得意な生徒にもチャレンジがあり、文法理解だけではない何かを残すことを試みた実践報告です。グループ活動をベースにし、カルタや絵本を使いながら過去形に親しんでいきます。絵本の内容は平和教育にもつながるものですが、展開が奇想天外なので、辞書を引きながら一生懸命読みました。また、作品づくりを通して自分の将来について考え、友だちへの理解を深めることもできました。

 13:00 ~13:50「『できない』のと『やらない』のは、ちがうのよ!」           
 齋藤 理一郎(群馬・高)

小学校から英語学習に取り組んできた高校生の学力差は大きい。中学英語までの知識と運用力が十分に定着しないまま高校に進学した生徒の間には、「ここでやり直そう」の高い意欲と、「どうせできないんだし、このままでいいや」という諦めの気持ちが混ざっている。世の中に出る直前の高校での授業において、「苦手なことと、さて、キミたちはどう向き合うんだい?」を問いかけ続ける一年間の教員の見立てと手立てをレポートする。


LEARN

Posted by gm_admin